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お正月太りもリセット! 浅草で食べられるヴィーガン料理のお店3選

最近では多くの海外セレブが実践している「ヴィーガン」ですが、みなさんはご存知ですか? ヴィーガンとはベジタリアンのように肉や魚を食べないだけではなく、乳製品や卵などの動物性の食品を一切口にせず、動物性の製品を一切身につけない絶対菜食主義のこと。

本格的にヴィーガン主義を貫くのは難しいものの、動物性の食品を身体から排除することによって老廃物をデトックスしてくれるといわれています。
お正月太りが気になる私。ヴィーガン料理を食べて身体をリセットしたいとお店を調査したのですが、馴染みの薄い日本ではお店も多くありません。
ところがなんと、浅草駅にはヴィーガン向けの料理が食べられるお店が3つもありました! どちらかというと和のイメージが強い浅草ですが、世界中の観光客が集まる場所としていろんな人種、いろんな主義に対応したお店がとても多いとのこと。

今回は浅草で食べられるヴィーガン料理のお店を3つご紹介します。

食のバリアフリーレストラン! 「オーガニックごはん かえもん 浅草本店」

「食から心と体の調子を整える」をコンセプトに、植物性100%の無農薬米と野菜が中心のレストラン。ヴィーガン対応なのはもちろん「五葷(ごくん)」と言われる「ねぎ」「ニンニク」「あさつき」「ニラ」「ラッキョウ」という刺激の強い5種類の野菜を使わない、五葷抜きを行うオリエンタルベジタリアンにも対応した、食のバリアフリーレストランです。

これまでヴィーガンについて耳にしたことはあったのですが、こちらのお店を訪れて五葷という言葉を今回初めて知りました。五葷は菜食料理の場合は刺激が強く、体内に入ると5臓への負担になるとのこと。五葷といわれる野菜が大好物だったので、ちょっとびっくり。(でもたしかに五葷のどれかを食べ過ぎてしまった翌日は、身体の調子が悪いような気がしていたので、納得してしまいました)

この日いただいたのは、日替わり定食のハンバーグ(¥1296)。
ご飯は白米と玄米を好みで選択できます。玄米にはすりつぶした黒ゴマと白ゴマが、たっぷりとかけられていました。
大豆ミートで作られたハンバーグは、味も食感もお肉そのもの。お肉好きの人もかなり満足感を得られるのではないでしょうか。

穏やかで明るい雰囲気のお店は、店員の方たちの食に関する知識がとても豊富。
初心者の私にもわかりやすく、ヴィーガンについてとても丁寧に教えていただくことができました。

食材だけではなく備品にもこだわりが。地球に優しいと言われている竹から出来た洗剤や、米ぬかの石鹸などを積極的に使用することで、環境へ配慮しているそうです。

また、海外からのお客様が多いことから店内にはお祈りのスペースも用意されていました。

「オーガニックごはん かえもん 浅草本店」
東京都台東区花川戸1-9-1 オースピス浅草花川戸 3F
03-6231-7920
(火・水・木・金・土・日)
11:30~14:30(LO 14:00)
17:30~21:30(LO 21:00)
(月曜日)
11:30~14:30(LO 14:00)

甘いものをあきらめたくない人に! 心も体も喜ぶ「Guruatsu」

「Guruatsu(グルアツ)」は豆乳スコーンとお豆腐マフィン専門店。オーガニックや国産素材を中心に使用した、体にやさしい焼き菓子がいただけます。配送やテイクアウト専門の店舗もあるようですが、この日は昨年オープンしたというイートインスペースのある店舗へ行ってきました。

中は、カウンターもテーブルも木でできた心地いい雰囲気で、観葉植物や優しい照明でほっこり癒しの空間です。お店の方も素敵な笑顔で迎えてくださいました。ランチ時にはカウンターいっぱいにマフィンとスコーンが並んでいるとのこと。もう少し早く来ればよかったと……。スコーンは有機豆乳を使い、カロリーも一般的なスコーンより低く抑えられているそう。マフィンはお豆腐入りで栄養たっぷりです。

カウンターの黒板にはランチとドリンクメニュー

この日はテイクアウトすることに。お豆腐のマフィンは生地がしっとりぎゅっと詰まっていて、控えめだけどちゃんと甘味を感じます。人気という「メープル&バナナ」はバナナの風味がしっかり。「いちぢく&アプリコット」はいちぢくのつぶつぶとアプリコットのほどよい酸味のバランスがおいしくて、素材の味が感じられました。豆乳スコーンに使用されてているのは、オーガニックのチョコレート。乳脂肪が入っていないのでヴィーガンやマクロビの方にもおすすめとのこと。通常のチョコレートを使った商品もあるので、気になる人はお店の方に聞いてみてください。

左・右上:お豆腐マフィン各¥264。右下:豆乳スコーン(チョコチップ)¥237。

今日は食べられなかったランチですが、日替わりのサラダデリにスコーンかマフィンかおにぎりが選べます。スープセットも、単品でも!スコーンはト―ス―ターでかりっとさせるのがおすすめとのこと。

店内は広々。自然の木に包まれて、お腹も心も満足できそうです。店内ではクッキーやオーガニックの食材などの販売もされていました。こちらの焼き菓子は、すべて北海道産の小麦粉と有機豆乳がベース。バター・生クリーム・卵・牛乳・マーガリン・ショートニングは使われていないそうです。テイクアウトしたオーガニックコーヒーは、飲んだ瞬間すっとしみ込むようなすっきりしたあと味なのに、風味は残っていておいしい。すぐにおかわりしたくなりました。

Guruatsuの焼き菓子は、週末に開催されている青山や有楽町などのファーマーズマーケットでも購入できるようです。体にもやさしくて、おいしくて心も満足。食べて幸せを感じることができました。



「Guruatsu」
東京都台東区東上野4-21-6
03-5830-3700
(月~金)11:30~18:00
(土)11:00~17:30

世界中の人が同じテーブルを囲んで楽しめるカフェ「SEKAI CAFÉ」

雷門から徒歩30秒、平日でも大混雑の仲見世通りから一本路地に入った落ち着いた場所にあります。

世界中の人が同じテーブルを囲んで楽しめるカフェを目指しているという「SEKAI CAFÉ(セカイカフェ)」。宗教やアレルギーなどで食に制限がある人にも、食を楽しんでもらえるよう努めるのがポリシーだそうです。食に関する戒律が厳しいイスラムのハラール認証を得たメニューも取り扱っています。

壁にはカフェを訪れた世界中の人たちの写真が貼られていました。

普段から外国のお客様が多いこちらのカフェは、店員の皆さんがとてもフレンドリー。
写真の時も、グレープフルーツを手に持ち笑顔で撮らせてくださいました。

海外からのお客様が多いため、店内には英語表記が目立ちます。

ヴィーガン向けのマフィンも売っていました。

外国人観光客が買っていくのか、店頭にはヴィーガン向けのインスタントラーメンも。

ヴィーガン向けのランチメニューはグリル野菜のピザ、フレッシュ野菜のピザ、カレーなどいろいろと揃っていました。この日はお店の方おすすめの野菜たっぷりのランチプレート(¥1,000)を注文。食材はできる限り、無添加・低農薬・オーガニックのものを選んでいるというだけあり、野菜そのもののおいしさを味わうことができました。

ランチサービスでついてきたムラサキイモのポタージュも、イモの甘みがほんのりと口に広がるとても優しい味でしたよ。

SEKAI CAFE Asakusa
東京都台東区浅草1-18-8 大番ビル 1F
03-6802-7300
9:00~18:00(FOOD L.O 17:00 / DRINK L.O 17:30)

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