昨今は”なし婚層”といって、面倒だから、お金がかかるから、友達にあまり迷惑をかけたくないからなどの理由で、結婚式を挙げないカップルも増えているといいます。金銭面の負担はもちろんですが、型にはまった結婚式に魅力を感じないという人も多いのではないでしょうか。
「オークビレッジ柏の葉」のウエディングは形式にとらわれず、それぞれの個性や希望に合わせた、自分たちらしい結婚式にこだわりたいという人にピッタリです。

今回おいでよTX編集部は、ウエディングプランナーを務める増田さんにお話をお伺いしてきました。
もともとは「オークビレッジ柏の葉」でサービスのアルバイトをしていたという増田さん。ここで行われるウェディングのあたたかな雰囲気とお客様との距離感に魅力を感じ、プランナーになったのだそう。結婚式で関わったカップルとはその後もずっと縁が続くことも多いという、お客様からの信頼も絶大なプランナーさんです。

―オークビレッジ柏の葉のコンセプト“たまごウェディング”について教えてください
「“たまごウエディング”は、ゴールではなくスタートである結婚式からお二人で協力して作り上げていくというものです。メニュー表の中からプランを選ぶのではなく、新郎新婦と一緒にテーマを考え、スタッフもアイデアを出し合っていきます」

この日行なわれた式は”和装“と”春“を意識したもの(取材日は3月下旬)

会場内には桜と菜の花があしらわれていました
―オークビレッジ柏の葉ならではの面白い取り組みがあるとお伺いしました
「オークビレッジ柏の葉には隣接する場所にファームがあり、挙式当日は新郎新婦が育てた野菜をゲストに食べていただけるプランがあります。本日式を挙げられたお二人も、そこに魅力を感じてくださったようです」
―収穫まではどういった流れで進むのですか
「ファームには、ウエディング区画というのがあります。一般の方に貸し出しをしている区画と、企業さんに貸し出している区画、あとはレストランで使う野菜もここで育てているんです」

「結婚式のご成約をいただいたら、時期を見て農園のスタッフが季節にあわせた野菜を提案させていただきます。種まきや間引きは打ち合わせ時にお願いしていますが、毎日のケアは農園のスタッフが担当しますので安心してください(笑)。本日の挙式で料理に使った食材は、昨日新郎新婦に収穫してもらったものをキッチンで仕込んで提供したものです。ゲストの方たちからも美味しいと大変好評でした」

新郎新婦が育てた野菜を使用した料理「オマール海老とアボカドのサラダ」(左)のビオラと 「ニューオークボのリングイネと農園野菜のパスタ」(右)のスイスチャード、紅菜苔
―お客様はどんなこだわりを持った方がいらっしゃいますか
「発展途上国の子どもがリサイクルして作った紙をメニューで使う、オーガニックコットンのドレスをオーダーメイドするなど、結婚式を通してエコやリサイクルについて伝えたいという方。ドローンを飛ばして式の様子を撮影したいという方。式用にプロジェクションマッピングを自分たちでプログラミングしたいという方など、さまざまなこだわりを持たれたがいらっしゃいました。どの結婚式も誰とも似てないオリジナルです」

―自然に囲まれた開放的なロケーションも魅力ですね
「ここはさまざまなご要望にお応えできる環境が整っており、レストラン、ガーデンでのウエディングだけでなく農園での挙式も可能です。青空の下、畑の緑に囲まれた中での挙式は心もリラックスしながら自然体で過ごしていただけると思います。またレストランも自然光がたっぷり入るので、フラッシュをたかなくても写真がきれいに撮れると好評なんです」

―オークビレッジ柏の葉で式を挙げられるのは地元の方が多いのですか?
「そうですね。柏市、松戸市、野田市、我孫子市、流山市にお住まいの方が多いですね。お二人のどちらかのご実家が近いという方もいらっしゃいます」

―普段から心がけていることはありますか?
「式には派手な演出や面白い催しをしたりと、個性あふれたものを希望される方もいらっしゃれば、みんなでお料理をゆっくりおいしくいただくなど、出席者の方に感謝が伝わるような和やかな雰囲気の式を希望される方もいらっしゃいます。理想の式の形は人それぞれなので、それを可能な限り叶えられるよう心がけています」

スタッフの皆さん
―ありがとうございました
「オークビレッジ柏の葉」では、基本的に式を挙げるのは1日に1組なのだそう。ゆったりと流れる時間と、開放感のある環境で、新郎新婦はもちろん、ゲストの方たちのリラックスした笑顔が印象的でした。
思い出に残る結婚式を挙げたい。ゲストに喜んでもらいたい。それ以外にも一歩進んで何かメッセージを伝えていきたい。「オークビレッジ柏の葉」は、それぞれの思いを自然たっぷりの環境でおおらかに受け止め、自分たちらしい式を挙げることができる素敵な結婚式場でした。

この日の取材にご協力いただいた、流山おおたかの森在住の髙橋ご夫妻。
オークビレッジ柏の葉 http://www.ov-k.jp/oakv/