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未来につながる“柏の葉スマートシティ”。 都市型生活と豊かな子育てが叶う街に行ってみた

2005年につくばエクスプレス(TX)が開業して、秋葉原から30分で結ばれるようになった柏の葉キャンパス。駅前にはららぽーとや高層マンションが建ち、「公・民・学」の連帯をベースに「世界の未来像」の先駆けとなる街づくりが進められています。ハード面で街が拓いていく中、実際にこの街に暮らす人たちは、街の様子や変化をどのように感じているのでしょうか。

今回お話を聞いたのは、柏の葉キャンパス在住歴6年の篠原晋寧(しのはらしんねい)さん。柏の葉キャンパス駅からすぐ近くのマンションに、ご主人と5歳の娘さんとお住まいです。TX沿線の育児情報検索サイト「ままてぃ」を立ち上げ、ママのやりたい気持ちを応援する活動をされています。

通勤の利便性と駅前で全てが揃うコンパクト感が魅力

以前仕事で、2年半ほど上海に駐在していたという篠原さん。日本に戻ってきたタイミングで、子どもがほしいと思ったのが家を探すきっかけだったそうです。当時、職場だった秋葉原から乗り換えなしで、40~50分以内で通勤できるところを目安に家を探していたとのこと。職場まで近く、生活に必要なものが駅の周辺でひととおり揃う柏の葉キャンパスのマンションを見に来たとき、「当時はとにかく仕事が忙しかった」という篠原さんはひとめぼれしてしまったそうです。

駅の西口を出てすぐ「ららぽーと」があり便利

「駅の周辺でやりたいと思うことが叶って、安心して暮らせる環境が整っていますね」(篠原さん)

篠原さんは、駅前で生活に必要なものがひと通り揃う「コンパクトシティ」であることが、この街の魅力と言います。都心に近いのに自然環境も豊かで、のどかな雰囲気。出産後に会社を辞めて「ままてぃ」を立ち上げたそうですが、アクティブで新しいことに挑戦しようという仲間がいっぱいいて、街を歩けば「こんにちは」って声をかけ合うような、あたたかい雰囲気も気に入っているそうです。

街のいたるところにベンチが。幅の広い道はベビーカーが横に3、4台並んでもすいすい進めます。

柏の葉スマートシティってどんなことが行われてるの?

柏の葉といえば、ITや環境技術などを駆使した環境配慮型のスマートシティとして知られています。交通システムや再生可能エネルギーの利用など、さまざまなものを組み合わせた街づくりが行われていますが、そのような取り組みで、暮らしの中で身近に感じられるものについてお伺いしました。

「柏の葉キャンパスには電気自動車や自転車などを街でシェアする“街乗り!シェアリング”というシステムがあります」(篠原さん)
利用することで炭酸ガスの排出量を抑えることができ、電気自動車は非常時に電力の供給源にもなりますね。
また、柏の葉キャンパスでは消費されている電力や蓄積されている太陽光エネルギーが可視化されており、誰でも街中のモニターから確認することができます。街にカメラが多く設置されていて、最新機器に子どもが守られているという側面もあるようです。

何千台もの携帯電話の充電が可能な蓄電式の車も(写真左)。モニターをタッチして電力の使用量をチェック!(写真右)。

その他に身近なものでは、地域活動に参加するとポイントが貯まる仕組みがあるとのこと。
このポイントは、地域活動のほか、「街乗り!シェアリング」の割引や、買い物券などに交換でき、ポイントを通して地域とつながることができます。そういった街づくりについて専門に考える「UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)」という機関があるのも特徴です。

コミュニケーション力が育つ

柏の葉キャンパスには、東京大学、千葉大学のキャンパスがあります。そこに通っている人たちとの交流から、彼らの学び方などを間近で見る機会もあるようです。
また、コミュニケーション力を育んだり、生活力を養ったりという、“学力”という意味以外での学びの場も充実しています。学校では学べない子どもたちの“未来力”を育てることを目的としたカリキュラム「未来こどもがっこう (http://miraikodomogakko.com/)」、そして篠原さんの運営する団体「ままてぃ」でも親子向けにさまざまなイベントを開催しています。

自然と触れられるの遊びの場も充実

篠原さんがお子さんと普段よく行かれているというのが、思いっきり走り回って遊べる「かしわのはらっぱ」。少し足を伸ばせば、広大な「柏の葉公園」や開発されていない自然が残る「こんぶくろ池自然博物公園」もあります。
千葉大の広場の真ん中には柏の木が立っていますが、その下でレジャーシートを敷いてランチ会をしたり、東大の学食も利用したりすることもあるようです。

「かしわのはらっぱ」(写真左)と千葉大の広場(写真右)。気持ちよさそうです。

篠原さんおすすめスポットは?

篠原さんが食堂のように頻繁に利用しているという「アゴ―ラ」。オーナーさんとも仲良しで、誕生日会などもここでするのだそう。

駅の東口にある「トレタテベーカリー」。篠原さんのお気に入りは塩パン。

住民が協力して作った図書館

「ママさんたちから街に図書館がほしいという要望があって、『柏の葉 本のたからばこ』を作りました」(篠原さん)

柏の葉キャンパスにはアクティブな方が多いと篠原さんは言います。
街のママたちが集まって実行委員会を作り、どんな図書館にしたいか意見を出し合いながら本当にほしい本のあるスペースを一緒に作り上げたそうです。
また、柏の葉キャンパスには「KOIL」というコワーキングスペースがあります。会員制のワーキングスペース、会議室、デジタル工作室などを完備するイノベーションスペースです。篠原さんは「KOIL」を拠点に活動しており、そこで建築家、Webデザイナー、さらにカメラマンの方と出会い、このプロジェクトに加わってもらったといいます。

約1,000冊の絵本が並ぶ「柏の葉 本のたからばこ」。読み聞かせのイベントも開催されています。

子どものためにという思いが原動力です

最後に、柏の葉キャンパスがこれからどんな街になってほしいかお伺いしました。

「我々大人はよその街から移ってきましたが、子どもにとってこの柏の葉は生まれ育った地元になりますね。子どもが大きくなった時に、家族でこの場所によく来たなとか、お父さんとあそこでかけっこしたなとか……。地元柏の葉キャンパスは思い出がたくさん詰まっている場所であってほしいですね。将来大きくなったとき、「私の地元はね」って語りたくなるような。ハード面では街は駅前から回りにどんどん拓いていきますが、住みやすさや地域のコミュニティ形成などは、住民の自分たちで働きかけていかないとと思っています。今頑張っている活動も、子どものためにという思いが原動力ですね」(篠原さん)

新しく引越してきた人が多いということもあり、「みんなでつながって一緒に生活していこうよという雰囲気がある街」と篠原さんは言います。実際に取材で街を歩いていても、たくさんの人に声をかけられ、その雰囲気を少しですが感じることができました。
整備されていく環境と住民の方たちの活動で、柏の葉キャンパスがこれからどんな街になっていくのか楽しみですね。

今回取材にご協力頂いた篠原さんが運営されている「ままてぃ」(http://mamatx.net/)はこちらから。

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