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柏の葉発、雪を学び尽くす「天からの手紙」を読み解く理科の修学旅行とは?!(後編)

天からの手紙、すなわち雪について学ぶ理科の修学旅行。前編では事前学習会を経て苗場に向かい、初日のプログラムまでをご紹介しました。子ども達はこの修学旅行を通じて学んだことを、自由研究としてまとめるため、現地ではプログラム以外にも様々な実験に、自発的に取り組んでいました。後編では旅行2日目から、子ども達が自由研究をまとめて発表した自由研究コンテストまでをご紹介します。楽しく学んで大きく成長していく子ども達の雄姿をお楽しみください。

見上げた空は何色か

2日目は、事前学習会(https://www.oideyo-tx.com/article/1638)でも問いかけたテーマからスタートです。単体では透明で、たくさん集まると白く見える雪の結晶。そんな雪の下に埋まって空を見上げると、何色に見えるでしょう。結晶観察や弱層探しの前にも行なったように、体験活動の前には毎回座学でポイントをおさらいするのが「理科の修学」旅行流。これから何を調べるのか、最低限のポイントをおさらいします。

座学の様子。リビングにシーツを張ってスクリーンを作るなど、自由な利用ができるのは、無人の小屋ならではですね。

光が散乱されるということは、入ってきた光が散らされて通らなくなるということですよね。事前学習会や直前の座学では、レーザーポインターの光が通り抜けなくなるのを実験で確かめました。さぁ、雪の下から見上げた空は、何色に見えるかな。白?空の青?太陽のオレンジ?それとも?子ども達もスタッフも、クイズの答えを自分で確かめようと、次々と雪の中に埋まっていきます。雪山に登り慣れたスタッフが複数いるからこそできるプログラムです。希望者のみの体験ですが、ほとんどの子ども達が積極的に志願する大人気ぶりでした。果たして彼らの目には、空はどんな色に映ったのでしょうか。

まずはスタッフが埋められます。

リーダーにも容赦しません! 希望する子ども達が埋まるのは、大人がひと通り埋まった後。

自由時間も発見と応用の連続?!

自由時間には、雪合戦やかまくら作りなど、やりたかった遊びに挑戦した子ども達。思う存分、雪に親しめたことでしょう。雪洞を掘るとき、弱層で崩れないように雪をしっかり押し固めてから掘ったんだよ、などと予想以上の反応を示してくれる子もいて、学んだことがすぐ自発的に実践に応用できる子ども達の柔軟さには目を見張るものがありました。

食事の準備も科学の時間

無人の小屋ですので、食事も自炊します。KSELにかかれば、食事の準備も科学の時間。夕食の水餃子や朝食のパスタなどを作りながらも、理科の指導は続きます。

皆で水餃子も作りました。

解散するまでが「修学」旅行

さぁ、2日間のプログラムを全て終え、ひとまわり成長した子ども達。どんなことを発見し、学び、持ち帰ったのでしょうか。

バスの中では疲れてぐっすり。でも、すんなり解散させてはくれません。お迎えまでの時間を利用して、せっかく学んできたことを忘れず、そして定着させるため、その日のうちに振り返り学習会を行ないます。写真を交えて2日間の学びのプログラムを振り返りつつ、自由研究のためのヒントを散りばめます。3週間後の発表会でどんな成果が聞けるのか、とても楽しみです。

自由研究コンテストも開催!

事前学習会や旅行中には、子ども達が熱心に自然に向き合い、観察したり、実験したりする姿が見受けられました。中には修学旅行中にスタッフの部屋にノートを持って質問に来る勉強熱心な姿も。こうして考えながら接した内容を、より深く学び、理解するため、講師から教わるだけでなく、自分たちで雪をテーマにした自由研究を行ない、それをコンテスト形式で発表します。
自由研究コンテストは2月21日。参加した全員が、自分の行なった自由研究や雪との触れ合いの中で学び取ったことを、皆の前で発表する場です。

自宅で各自が進めてきた自由研究をひとりずつ発表します!

雪という限られたテーマ設定でも、ひとりとして研究テーマが重複することはありませんでした。雪はどこでどのようにできるのか調べたり、旅行中の結晶観察プログラムで描いた20種類以上の結晶のスケッチ以外にどんな種類の結晶の種類があるのかを結晶の生成条件とともにまとめたり、水が凍る時に起こる変化を調べるために1時間ごとに体積や水温の変化を計測して苗場と柏でできた氷の違いを観察したり、など、独自の視点から雪や氷を捉えた個性的な研究がたくさん発表されました。
特に優れた取り組みは表彰しました。特別賞の受賞者2名には雪をかたどった特注の銀メダルと賞状が、そして最優秀賞の受賞者4名には金メダルと賞状、さらに今後も様々なものを観察し、研究してほしいという願いを込めてハンディ顕微鏡を贈りました。また、コンテストの参加者には修学旅行の思い出が詰まったフォトブックをお渡ししました。今回の修学旅行の様子を思い出すきっかけになり、子ども達がさらに取り組みを進める一助となれば幸いです。

ずっしりと重みのある、特注のメダル。

修学旅行の前には柏の葉からノーベル賞受賞者も誕生しました。今回の参加者の中から、未来のノーベル賞受賞者が現れるかもしれませんね!受賞した優秀作品は、KSELの行う街まるごと科学館で、街なかに展示する予定です。 どんな研究が行われたのか、ぜひご覧ください。

修学旅行中の子ども達の様子を収めた動画は理科の修学旅行のFacebookページ(https://www.facebook.com/ScienceExcursion/ )で公開されています。展示の予定やKSELの他の活動の様子はKSELのFacebookページ(https://www.facebook.com/KSEL.Kashiwanoha/ )やWebページでも見ることができます。
次回の理科の修学旅行は7月に海で実施します。詳細が固まり次第正式に発表されますので、上記ページを定期的にご確認ください。



柏の葉発、雪を学び尽くす「天からの手紙」を読み解く理科の修学旅行とは?!(前編)
https://www.oideyo-tx.com/article/1638

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