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はじめての“マイお味噌”づくりに夢中! 「元気のミソ~日本の調味料の不思議~」

和食に欠かせない「味噌」「醤油」「酢」などの発酵食材。日本人の食文化は、何千年も昔から発酵文化に支えられてきました。子どもたちにも、その発酵文化に触れてもらうため、柏の葉キャンパスで開催されている「未来こどもがっこう」で“マイお味噌”づくりが行われました。

柏の葉キャンパスには、思考力や判断力、表現力など、これからのこどもたちに必要となる“未来力”を育む「未来こどもがっこう」という学びの場があります。これまでの学校の枠を超え、大学や企業・団体、研究者、住民など街のみんなで協力してつくられ、年間を通して、幼児から高校生まで幅広い年代のお子さんが学べるカリキュラムが用意されています。
1月17日(日)に、UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)で日本人の食生活を支える「発酵文化」の魅力に触れる、食のシリーズカリキュラムがスタートしました。

3回シリーズで開催される今回のカリキュラム。定員20名のところ、なんと90名もの応募があったという大盛況ぶり。
第1回のテーマは「元気のミソ~日本の調味料の不思議~」です。“マイお味噌”を作って、味噌の原料や発酵の仕組み、うま味について学びます。

発酵文化の魅力を伝えてくれる今回の先生は、野菜・発酵を中心に、食卓から始まる心地よい暮らしの提案をしている料理研究家ユニット「ベジエフ」の大瀬由生子先生(写真左・ニックネームはボス)と川浦智子先生(写真右・ニックネームはモコ)のお2人。

初めに5人1組のグループに分かれ、自己紹介をしながら係決めをします。
班長、道具係、発表係、笑い係、書記係の5つ。初対面で少し緊張していたみんなも、係決めをしているうちに打ち解けた雰囲気に。

味噌づくりを始める前に、まずは朝ごはんのメニューから味噌について興味を深めていきます。スライドに映されたモコ先生の朝ごはんは、ごはん・お味噌汁・納豆・さけの粕漬け・ひじきの煮物・出汁巻き卵・ほうれん草のおひたし(カツオ節)・赤カブの漬物。この中で発酵食品が使われているはどれでしょうか?

発酵食品として良く知られているお味噌汁と納豆の答えが出てしまった後も、先生の「間違えてもいいんだよ」という言葉を受け、頭を悩ませながらも次々と正解を言い当てていきます。というのも、実はこの8品の中で発酵食品が使われていないのはごはんだけ。普段何気なく口にしているものが発酵食品だったことを知り、発酵はとても身近な存在だということに驚いた様子でした。

クイズの後は、味噌づくりに欠かせない糀についてお勉強。「こうじのうた」は、可愛らしい歌詞とイラストでお子さんにも分かりやすく“糀菌”の働きが紹介されています。


続いて、味噌の作りかたを紹介した「手前みそのうた」。ついつい口ずさんでしまいそうです。




いよいよマイお味噌作りがスタート。
材料の匂いを嗅いだり舐めてみたり、糀菌を顕微鏡で見てみたりと、お味噌への興味がどんどん沸いてきます。

今回用意された味噌づくりの材料は、ゆでた大豆と糀と塩と種味噌です。
まずはゆでた大豆をビニール袋に移し丁寧に潰したら、糀・塩・種味噌を加えてしっかりと混ぜ合わせていきます。小さなこどもの力ではなかなかの重労働ですが、椅子から立ち上がって力いっぱい拳でたたいたり、体重をかけてこねたりと一生懸命。工作しているみたいで楽しいと、みんな材料を混ぜるのに夢中になっていました。

しっかりと混ぜた後は容器に入れ、今日の日付と名前を書いたシールを貼って作業終了。この日から2か月ほど寝かせている間に発酵の力でうまみが増し、おいしいお味噌が出来あがります。

次は、お味噌を入れた紙コップに鰹節、ネギ、ワカメ、麩を好みで入れお湯を注ぐだけの簡単お味噌汁作り。
とっても簡単なのに「すごくおいしい!」とお子さんたちに大好評でした。

簡単お味噌汁のアレンジ版として先生が紹介してくださった、まるでチョコレートのような可愛らしい“味噌玉”。こちらはお味噌と鰹節、その他の具材を丸めただけのお手軽なものです。カップに入れてお湯を注ぐだけで、すぐにお味噌汁の出来上がり。箱に入れて、お父さんへのバレンタインギフトにもいかがでしょうか。

この日のカリキュラムの宿題として出されたのは、マイお味噌の観察日記をつけること。さっそく初日の欄に、今日の体験についてイラストや文字を書き込み、自分が作ったお味噌を食べられる日を楽しみにしている様子でした。

最後に書いてもらった感想から、「おみそをつくったことが楽しかった」「もむのが楽しかった」などの味噌づくりを楽しんだ様子が伺えますが、具材を選んで作った即席お味噌汁づくりに興味を持ったお子さんもいたようです。味噌がぐっと身近に感じられたのではないでしょうか。

発酵ってなんだろう? いざ、言葉だけで伝えようとすると難しく感じてしまうかもしれません。家庭ではどうやってお子さんに興味を持ってもらえば良いのか大瀬先生にお伺いしたところ、「一緒にお味噌汁を作ってみたり、『おいしいね』と声をかけるだけでも充分意味がある」とのこと。それだけでも、発酵を身近に感じ、興味をもつことへのきっかけ作りになるそうです。

ユネスコ文化遺産に登録され、世界中からも評価を受けている和食と、それを支える発酵文化。未来を生きるこどもたちがその日本の大切な伝統を受け継いでいけるよう、日常の中で興味を持ってもらえるような声掛けをしていけるといいですね。


シリーズ第2回目の2月は、キッコーマンの醤油工場を訪れて、醤油の製造過程と日本の代表的な調味料を学びます。


「未来こどもがっこう」
http://miraikodomogakko.com/

「未来こどもがっこう」過去の記事はこちら
・対話力、思考力、表現力を伸ばす“こどもの哲学”。「ヒーローってなんだ??」→https://www.oideyo-tx.com/article/994
・「失敗をおそれない」若き発明家たちから学ぶ→https://www.oideyo-tx.com/article/328


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